November 10, 2022
最新リサーチで、Q3のAPI脆弱性の57%が高~クリティカルに分類され、APIリスクは依然として高いと判明
SAN FRANCISCO--(BUSINESS WIRE)--Wallarmは、包括的なAPIセキュリティ企業として本日「Q3 API ThreatStats™ Report」を発表しました。本レポートでは、この四半期に公開されたすべてのAPI脆弱性とエクスプロイトを詳細に分析しています。Wallarmのリサーチチームは、ソフトウェアの種類、ベンダー、CVSS scores、CWEs、さらにWebアプリ向けのOWASP Top-10(2021)およびAPI向けのOWASP API Security Top-10(2019)など、さまざまな視点からデータを精査しました。また、公表されているエクスプロイトPOCも調べ、リスクがどこにあるのかを分析しています。
最初の分析によると、Q2 API Vulnerability Reportで報告された大幅な増加からは落ち着いており、API脆弱性と影響を受けたベンダーはわずかな変化にとどまったことが示されています。脆弱性と影響ベンダー数は16%増加し、一方で高~クリティカルと評価される脆弱性は全体の57%で横ばいでした。
しかし、詳細な分析により、組織のAPIセキュリティ対策に大きな影響を与える可能性がある3つの重要な発見がありました:
「今年はCISOやセキュリティチーム、DevOpsチームなどAPI経済に関わる多くの方々がAPIセキュリティについて話題にしています。しかし、APIセキュリティが本当に何を意味するのか、万が一問題が発生した場合のリスクや影響をどのように測定・算定するかを説明できるベンダーはごくわずかです」とWallarmのCEO兼共同創設者であるIvan Novikovは述べています。「WallarmはこれまでもAPI脆弱性とエクスプロイトの追跡・分析に取り組み、API ThreatStatsレポートを通じてその情報をコミュニティと共有してきました。今回のQ3-2022レポートは通算3回目となりますが、API脆弱性とエクスプロイトの数や深刻度、焦点となる分野に不穏な傾向がはっきりと見て取れます。冗談ではなく、現在観測されているトップ10のAPI問題は、Kubernetes、Rancher、GitLab、HashiCorp、その他いくつかの主要なDevOpsやPaaS製品に影響を与えています。」
最終レポートの主なポイントは、Q3-2022 API ThreatStats™ Report executive summaryでご確認いただけます。さらに詳しく知りたい場合は、リサーチチームが調査結果を紹介するWallarmのウェビナー(11月10日(木)午前11時PT開催)にregisterからご登録ください。
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