オープンソースプロジェクト
Wallarmのエンジニアリングやリサーチチームは、常に研究成果、データ、およびオープンソースツールを公開してきました。これらは現代のエンタープライズでAPIと製品のセキュリティツールチェーンを構築するうえで、重要な要素として活用いただけます。

Wallarmのエンジニアリングやリサーチチームは、常に研究成果、データ、およびオープンソースツールを公開してきました。これらは現代のエンタープライズでAPIと製品のセキュリティツールチェーンを構築するうえで、重要な要素として活用いただけます。
API Firewall
API Firewallは、クラウドネイティブ環境でAPIエンドポイントを守るために設計された軽量なオープンソースのファイアウォールです。OpenAPI v3のリクエストやレスポンスをバリデートするポジティブセキュリティモデルで、定義したAPI仕様と一致する呼び出しだけを許可し、それ以外は拒否します。Goで実装され、高速動作とほぼゼロに近いレイテンシーを実現しています。2021年のリリース以来、Docker Hubで10億回以上ダウンロードされています。
GoTestWAF
GoTestWAFは、オープンソースのAPIおよびOWASP攻撃シミュレーションツールで、APIセキュリティプロキシやWebアプリケーションファイアウォール(WAF)、侵入防止システム(IPS)、APIゲートウェイなどを評価します。各種攻撃手法やREST、GraphQL、gRPC、WebSockets、SOAP、XMLRPCなど幅広いAPIプロトコルに対応。Dockerコンテナとして提供され、既存のセキュリティソリューションのパフォーマンスを示す詳細なPDFレポートを生成します。オンライン版も利用できます。
libDetection ライブラリ
Libdetectionは構文解析と普遍文法理論を用いて、シグネチャ不要のペイロード検知を提供します。Black Hatで最初に研究プロジェクトとして紹介され、オープンソースライブラリとしてSQLiなどのコマンド攻撃を、シグネチャや攻撃サンプルに依存せずに検知できます。
JWT Heartbreaker
JWT Heartbreakerは、数千もの脆弱なシークレットを自動で発見するために設計されたBurp拡張機能です。プロキシされたすべてのHTTPリクエストに含まれるJWTトークンを自動的に見つけ、シークレットの脆弱性を確認します。拡張機能はJSON Web Tokens (JWT4B)をベースにGPLライセンスで提供されています。
OWASP Top-10 2022提案
WallarmはOWASPをはじめとするソフトウェアセキュリティに大きな影響を持つ組織を支援しています。WallarmはOWASP Top-10リストの作成に統計的アプローチを活用するアイデアを提供しました。このリポジトリにはコード、データ、算出方法が含まれています。この分析と提案は、125を超えるソースから収集した4,640,807件の公開セキュリティレポートや脆弱性情報(HackerOneのバグバウンティレポート、CVE、NVD、エクスプロイトなど)に基づいています。
WallNet
WallNetは、双方向リカレントニューラルネットワークにアテンション機構とプーリングレイヤーを備えたオープンソースのSQLi検知用モデルとパイプラインです。TensorFlow 1.11とPython 3.6で開発され、誤検知を減らしてDevSecOpsの負荷と効率低下を防ぐことを目的としています。BSideSFでのデモでは、このアプローチの活用やAIベースによるSQLインジェクション攻撃の誤検知削減について紹介されました。
もっと知りたい場合に備えて、Wallarm API可視化に関する追加情報をご用意しました。
Wallarmは、迅速な開発と安全な運用を実現するために、貴社をサポートします。