Trucker Path導入事例

Trucker Pathはコミュニティに最先端の技術をもたらし、貨物輸送を迅速かつ信頼性の高い効率的なものにすることを目指しています。2013年以降、Trucker Pathはキャリア、荷主、仲介業者をひとつのマーケットプレイスにつなぐ物流プラットフォームを提供し、あわせて物流管理・ファクタリング・ナビゲーションの各種サービスも行っています。35%の米国クラス8（大型トラック）ドライバーが利用し、さらに増え続ける中、Trucker Pathは既存の7000億ドル規模のトラック産業にイノベーションをもたらし、輸送の非効率をなくすことを目指しています。

お客様の技術スタック:

• 複数のリージョンでAWS EC2インスタンスを使用
• ClojureとScalaベースのコードベース
• AnsibleとConsulでオーケストレーション
• マイクロサービスインフラ

目的

Trucker Pathはアメリカで最も急成長中のトラック産業向けプラットフォームで、ナビゲーション支援やトラック積載貨物のソーシングを提供しています。日々、仲介業者パートナーとモバイルアプリのユーザーの両方から届く時間が重要なビジネス上重要な情報を取り扱っており、データを安全に守るための強固なセキュリティソリューションが必要でした。

ソリューション

Trucker Pathが求めたのは、導入やテスト、運用が容易なソリューションでした。

計画段階で、Trucker PathはWallarmをルーティングやロードバランシング層に組み込むようにデータフローを設計し、結果として「それほど手間ではありませんでした」とコメントしています。

Trucker PathのDevOpsチームは、まず小規模に導入して検証し、その後に本番導入と拡張を行う方針がほとんどです。WallarmのプリセールスとPoCサポートを通じて、Trucker Pathは購入と本番部署の前にシステムのテストを行い、信頼性を確認できました。

Wallarmは継続的なサポートが手厚いだけでなく、運用がしやすく既存のインフラ自動化ツールとの連携も容易です。Trucker PathではAnsibleの自動化システムと統合しました。

Wallarmを選んだもうひとつの理由は、AWSインフラへの導入のしやすさでした。WallarmノードをAMIイメージとして利用できるなど、AWS環境での運用をフルサポートしています。

Trucker PathがWallarmを導入してから15か月が経過しましたが、アプリのデータ量増加に対応するため、すでにフィルタノードの数を増やしています。

結果

60万を超えるアクティブユーザー数が増え続ける中、Trucker Pathはアプリを守る手段として引き続きWallarmを活用しています。導入後まもなくTrucker Pathのシステムでいくつかの脆弱性が発見され、迅速に修正されたことで、Trucker Pathとパートナーのリスクが低減されました。

Wallarmの誤検知率が低いため、Trucker PathのDevOpsやインフラチームはコア業務に集中でき、継続的なセキュリティ対応が自動化されることでセキュリティ担当者の積極的な介入や手動によるセキュリティシグネチャのフィルタリングが不要になります。

まとめ

増え続けるパートナーのデータを安全に守るために、信頼できるセキュリティソリューションが必要でした。

ソリューションはアプリとAPIの両方をOWASP Top 10の脅威から守る必要がありました。

Wallarmを採用した主な理由は、マイクロサービスアーキテクチャでの使いやすさと導入の容易さです。WallarmはAWSインフラ上で問題なく動作し、既存のオーケストレーションや監視ツールとも連携可能です。

WallarmソリューションをAWSインフラで15か月利用する中で、もともと低かった誤検知率がさらに下がり、セキュリティ侵害は一切発生していません。Wallarmの製品は動作が安定しているうえ、導入が非常に容易で短時間で運用を開始できます。 - Andrey Neverov, Head of Engineering

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