San Antonio API Security Summit 2025 に参加しよう!
San Antonio API Security Summit 2025 に参加しよう!
San Antonio API Security Summit 2025 に参加しよう!
San Antonio API Security Summit 2025 に参加しよう!
San Antonio API Security Summit 2025 に参加しよう!
San Antonio API Security Summit 2025 に参加しよう!
閉じる
プライバシー設定
ウェブサイト運営に必要なCookieや類似技術を使用しています。追加のCookieは貴社の同意がある場合のみ利用されます。同意は「Agree」をクリックすることでいただけます。どのデータが収集され、どのようにパートナーと共有されているかの詳細は、Cookieポリシープライバシーポリシーをご確認ください。
Cookieは、貴社デバイスの特性や、IPアドレス、閲覧履歴、位置情報、固有識別子などの特定の個人情報を取得、解析、保存するために使用されます。これらのデータは様々な目的で利用されます。分析Cookieによりパフォーマンスを評価し、オンライン体験やキャンペーンの効果向上に役立てます。パーソナライズCookieは、利用状況に応じた情報やサポートを通じ、貴社専用の体験を提供します。広告Cookieは、第三者が貴社のデータをもとにオーディエンスリストを作成し、ソーシャルメディアやネット上でのターゲット広告に使用します。貴社は各ページ下部のリンクから、いつでも同意の許可、拒否、または撤回が可能です。
ご送信ありがとうございます。内容を受け付けました。
申し訳ありません。フォーム送信時にエラーが発生しました。
API Security

SDK vs API

ソフトウェアやアプリの開発では、SDKとAPIが重要な資源となります。どちらも、アプリの信頼性と機能性を高める役割を果たし、開発現場で広く利用されています。

しかし、これらは同じものなのでしょうか? 両者が持つ機能とは? 

記事を読むと、APIとSDKの違いについて詳しく理解できるでしょう。

SDK vs API

ソフトウェア開発キット (SDK) とは?

デジタル製品を作るには、環境構築、複数のコードファイルでの共同作業、そして多くのコードを書く必要があります。SDK (Software Development Kit) は、開発者の作業負荷を軽減します。

SDKは、プログラム、デバッグ支援、ツール、ライブラリなど、アプリ作成時に活用される様々な開発資源をまとめたものです。SDKは特定のプラットフォーム向けのアプリ開発に使われ、使用するコーディング言語によって選ぶべきSDKが決まります。

SDKの主な目的は、コーディングの迅速化とエラーの削減です。多くの資源はアプリ作成に役立ちますが、それらをひとまとめにするには手間がかかります。

SDKは主要な開発資源を一括で提供することで、その手間を省きます。SDKをダウンロードするだけで、コード、ライブラリ、ドキュメント、コンパイラなど必要な資源がすぐに利用可能となります。

仕組み

ご存知の通り、SDKは必要な資源をまとめて提供します。この機能を活かすため、開発者は以下のステップを踏みます。

  • アプリの必要を把握し、キットをダウンロードします。例えば、SaaSやデスクトップ向けの場合は.NET SDKがよく使われます。
  • 対応するSDKを入手したら、インストールコマンドに従ってSDKを導入します。
  • SDKのインストール後、必要な資源にアクセスして活用します。必ず事前に統合されたIDEで動作させてください。IDEはコードを書いてコンパイルし、動作確認をするためのツールです。
  • 製品のSDLC要件に合わせ、SDKの資源を自由に活用します。

主な利点

SDKは、重要な開発資源へのアクセスを簡単にするため開発現場で広く利用されています。しかし、SDKの利点はそれだけではありません。上手に使えば、開発者は以下のメリットを得られます。

  • 必要なものがすぐにそろうため、作業が迅速になる
  • 事前に統合された資源は互換性テスト済みで、連携がスムーズ
  • 既存のコードが用意されているため、開発が短縮される
  • 専用サポートと詳細なドキュメントにより、エラーに迅速に対処できる
  • 追加費用がかからず、コスト効率に優れる

使用例と利用シーン

上記の多くの利点から、SDKは非常に人気があり幅広く利用されています。代表的な使用例をいくつかご紹介します。 

GoogleとAppleは、それぞれAndroidとiOSのモバイルアプリ開発向けに詳細なSDKを提供しています。

Microsoftはデスクトップアプリ開発用に.NET SDKを提供しています。クラウド開発では、Azure、AWS、Google Cloudなど各クラウドプロバイダーが専用のSDKを用意しています。

AI分野では、Qualcomm Neural Processing SDKとOpenAI SDKが有名です。また、支払い手段として利用する場合、PayPalは充実したSDKを提供しています。

アプリ用プログラミングインターフェース (API) とは? 

API は、アプリ間や他のプラットフォーム・資源と通信するための重要なインターフェースです。現代のアプリ開発は、主にAPIによって支えられています。

APIは基本的に、アプリ間のやり取りを標準化するために使われ、外部の資源を簡単に活用できるようにします。使用するAPI次第で、アプリの機能や交換される情報が決まります。

APIを構成する主要な要素は、API本体とドキュメントです。前述の通り、APIは通信とデータ共有のためのインターフェースであり、ドキュメントは利用ルール、認証情報、データ公開の手順などを詳細に記したものです。

APIはその機能に応じて分類されます。例えば、Web APIは主にウェブアプリ、ブラウザ、ウェブ対応デバイスで利用されます。また、RESTおよびSOAPgRPCGraphQL APIも存在します。

仕組み

APIの役割は、アプリとプラットフォームが通信することです。しかし、具体的にはどう実現されるのでしょうか。靴を販売するオンラインECサイトを例に、APIの機能を見てみます。

アプリは、在庫の有無、提供すべき支払い方法、注文状況の共有、問い合わせの適切な部署への振り分けなどを判断する必要があり、そのため各部署と通信します。

例えば、在庫管理システムと通信することで在庫追跡が可能になりますし、顧客の問い合わせに対してはCRMと連携する必要があります。

これらはすべてAPIを通して行われます。アプリは各機能のためにAPIを利用し、ウェブサイトで注文が入るとAPIを呼び出して注文詳細を取得します。例えば、在庫APIが在庫状況を提供し、在庫情報が確認されると注文が確定し、物流部門に回されます。

その後、物流APIが配送に関する情報を収集し、取得した情報に基づいて注文配送などが進められます。

最も簡単な形では、APIの流れは次のようになります。

クライアントが特定の機能統合のためにAPIエンドポイントを呼び出し、APIがリクエストを受け取って認証を確認し、その情報に基づいてアプリが処理を実行します。

主な利点

APIはアプリ間の通信とデータ共有を可能にするだけでなく、以下の多くの利点を備えています。

  • 各種サービスやソフトとの素早い連携
  • 追加の統合なしでデータと機能を守る
  • 分散アーキテクチャで内部通信を実現
  • 再利用可能なため、生産性が向上
  • カスタマイズが不要なため、負荷が抑えられる
  • 報告・分析機能により、手間をかけずに詳細な解析が可能
  • 全プラットフォームで利用可能

使用例と利用シーン

APIは多種多様な種類があり、利用シーンも広がります。

  • 天気予報ソフトは、天気情報や地図APIを利用してカスタマイズ地図を表示します。OpenStreetMap APIやGoogle Maps APIなどが一般的です。
  • StripeAPI、KeyPayAPI、PayPal APIなどの支払いAPIにより、アプリに決済機能を追加できます。
  • Open Science Framework APIは、科学分野のサービスがオープンソースのデータやプロジェクトにシームレスにアクセスするために利用されます。
  • マイクロサービスなどの分散アーキテクチャでは、内部APIを通じて各コンポーネント同士が通信します。

SDKとAPIの違いと選び方

SDKとAPIはいずれも開発期間を短縮するために利用されますが、目的や提供内容は全く異なります。

例を挙げると: 

  • SDKはツールボックス、APIはインターフェースです。
  • SDKは第三者の開発者向け、APIはアプリ自体のために設計されています。
  • APIはSDKの一部として含まれることがありますが、その逆はありません。

違いを簡単にまとめると

SDKAPI
アプリ資源を提供データ共有と通信機能を提供
APIを含むことができるSDKはAPIの一部ではない
特定プラットフォーム向け全プラットフォームで利用可能

両者は目的が異なるため、選択はプロジェクトに必要な機能、例えばデータ共有か開発資源への簡単なアクセスかによって決まります。

通信とデータ共有を重視する場合はAPIを、コード作成資源を一括で利用して開発を円滑に進めたい場合はSDKが適しています。

SDK vs API

SDKとAPIの課題

APIとSDKの需要が高く普及しているとはいえ、欠陥がないわけではありません。どちらも攻撃対象が広く、脅威や脆弱性のリスクがあります。不正なAPIやSDKは、アプリ開発に悪影響を及ぼす可能性があります。

攻撃対象が広いため、SDKやAPIには修正作業が多く発生します。特にSDKでは不正利用が見られ、頻繁なアップデートが求められる点も大きな課題です。

これらの問題は適切に対処されないと、運用に深刻な支障をきたすおそれがあります。そのため、DevOpsチームはセキュリティ上の問題の解決策を見出す必要があります。

Using SDKs and APIs

SDKとAPI利用のコツ

  • どちらもアプリ開発に欠かせない資源ですが、利点だけを生かすためには賢い選択が求められます。
  • 目的を明確にし、プロジェクトの要求に合わせて利用する。
  • 市場調査を十分に行い、各APIやSDKが提供する機能を比較して最適なものを選ぶ。
  • オンラインの情報源も活用する。多くのコミュニティやフォーラムで、APIやSDKの実践的な知識が共有されています。
  • トラブルが発生した場合は、ためらわずカスタマーサポートに連絡する。専用サポートがついていることが望ましいです。

WallarmによるAPI防御

APIは広く利用されていますが、そのセキュリティは軽視できません。既知・未知の脆弱性がアプリ全体に悪影響を及ぼす可能性があるため、APIセキュリティは重要な課題です。

Wallarmは、主要なAPIタイプ、クラウドエコシステム、各プラットフォームに対応した機能豊富なAPIセキュリティプラットフォームを提供し、早期の脅威検知、対応、予防に貢献します。

アカウント乗っ取りやOWASP Top10、その他の脅威に対してAPI保護を提供します。多彩な機能とシンプルな操作性、そして豊富な連携機能により、どのプラットフォームでも利用できるため、一度試せばその効果が実感できるでしょう。

FAQ

Open
APIの代わりにSDKを利用するのはどのタイミングですか?
Open
SDK と API の違いは何ですか?
Open
SDKはAPIに代わるか?

参考資料

最新情報を購読

更新日:
February 25, 2025
学習目標
最新情報を購読
購読
関連トピック